ウクライナに夢を抱ける日常が戻る日を願って

こんにちは。広報の王です。

加藤貿易が寄付支援を行っている、アフリカの元子ども兵(少年兵・少女兵)の社会復帰支援活動に取り組む認定NPO法人テラ・ルネッサンスが、ウクライナ・コンゴ危機について緊急支援を行っていることついて、以前ブログでご紹介させていただきました。(ウクライナ・コンゴ危機への緊急支援について

活動状況については、Facebook(https://www.facebook.com/terra.ngo)などでも細かく報告されていましたが、なんと先日7月2日のTBS『報道特集』で現地のテラ・ルネッサンスの活動を取材した様子が放映されていました。

なお現在、動画及び内容をまとめた記事が公開されていますので、ぜひご覧ください。

▼ウクライナ”空白地帯”の避難民【報道特集】

▼戦争で傷ついた人たちに「生きる力」を ウクライナ国内避難民の3分の1世帯が食糧不足…支援の“空白地帯”で奮闘する日本人【報道特集】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/87938?display=1

 

番組では、ウクライナ国内で国境付近に避難するしかない方々の状況が取材されていました。

そこでは、この戦争によって学校を卒業できなくなったうえに、料理家になるという夢をあきらめてしまった少女が登場していました。本来であれば夢を追って輝いているはずの年代の少女が、過酷な現実に打ちのめされ、兵役で避難することが許されず残った父を思って涙を流している様子に胸が締め付けられました。

そんな中、テラ・ルネッサンスの本質的な活動と感じられたことは、その少女に本人の夢である料理に関連した炊き出しの手伝いをアルバイトという形でお願いして、本人が主体的に社会活動に関わっていくようにサポートされていたこと。

物資をただ提供するのではなく、そこにいる支援を必要としている人々が、自分たち自身で立ち上がっていく力をつけることを目的としていることに深く感銘を受けました。

この悲しい戦争が終わる日が一日も早く来ることを願ってやみませんが、その後に続く日常が傷ついた人々の心を癒し回復できるものになるよう、加藤貿易はこれからもテラ・ルネッサンスの本質的な活動を応援していきたいと思います。

■加藤貿易の当活動におけるSDGs目標

脆弱層にある人々への支援をおこない、平和で包摂的な社会の実現を目指しています。