OEMでよく使われているアンダーウエア(下着)繊維と特性

本記事では、加藤貿易に新しくjoinした営業担当が「OEM,ODM」に関して、知識を深めていく過程と共にOEM,ODMの情報を皆様にシェアしていきます。

通常、消費者がアンダーウェア(下着)を購入するときには、機能性、着心地などの快適性、デザイン性といった部分で判断するかと思いますが、いずれのポイントにも密接に関係してくる素材について、ご紹介していきます。アンダーウェア(下着)の素材は、主に、綿・ナイロン・スパンデックスなどが使われれています。商品を製作する際には、それぞれの素材の特性を理解しておくことが重要です。

アンダーウェア(下着)に使われている生地と特性

  • 綿(Cotton)

綿とは、アオイ科ワタ属の多年草「ワタ」の種子からとれる繊維のことを指します。
利点:保湿、通気性、保温性があるため、静電気が発生しにくい。
短所:繊維が縮みやすいため、シワになりやすい。

  • シルク(Silk)

絹は、蚕蛾(カイコガ)という蛾の幼虫がサナギになるときにつくる繭 (まゆ) から得られた繊維です。
長所:繊維が細いため、美しい光沢があり、肌触りが大変良い。軽くて、柔らかく、吸収性がよく、熱遮断性に優れている。
短所:日光に弱く色焼けや変色しやすい。耐久性が弱く、お手入れが難しい。

  • ナイロン(Nylon)

1938年、米国デュポン社によって開発された世界初の合成繊維です。
かつてアメリカでストッキング素材として膨大な人気を集めました。しっかりとした弾力と特有な光沢、より長く使えるという経済的な理由でシルクストッキングより高価な価格で売れていったそうです。
利点:弾力性があり、摩擦に強く、柔らかくて光沢があります。
短所:吸湿、通気性が低い。

  • ポリエステル(Polyester)

ナイロンを発明した米国のカロザースが最初に発明しました。
現在も世界的に、合成繊維の中で最も広く使われている素材です。
利点:乾燥が速く、シワになりにくい。
短所:吸湿、通気性が低い。

  • ポリウレタン(Polyurethane)

通常、スパンデックスと呼ばれる素材で、ポリウレタンを主原料として作られた弾性繊維です。
利点:伸縮性と弾力性に優れている。
短所:熱に弱い。

上記の繊維以外も様々な繊維がアンダーウエアに使用されています。環境、健康、機能を考慮した様々な製品のアンダーウエア(下着)が発売されており、デザイン、肌触り、またはブランドコンセプト等を考慮しながら、それぞれの素材の特性を理解しながら選んでいくのがおすすめです。本日はアンダーウエアによく使われる合成繊維素材を中心にご紹介いたしました。是非ご参考にして頂けますと幸いです。

加藤貿易OEM/ODM生産

当社では、年間を通じてOEMでこのような様々な下着に特化した商品を多数生産しております。お客様のご要望に合わせて、お客様がもっているアイディアを商品化するまでサポートしておりますのでご安心ください。

筆者本人も0からOEM,ODMについて日々学びながら、クライアント様との入念なお打合せのもと、案件の進行に携わらせて頂いております。

もし、「自社ブランド製品を作りたい!」企業様、個人様がいらしたら加藤貿易へご相談ください。

今後このブログでは、筆者の実際に携わった案件をベースに、OEM,ODMの知りたかった情報を書いて参ります。引き続きお楽しみください!

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