本記事では加藤貿易に新しくjoinした、営業担当が「OEM,ODM」に関して、知識を深めていく過程と共にOEM,ODMの情報をシェアするメディアです。
コンテンツリスト
仕様(デザイン)の決め方の始まり
今回は実際に製品を作る際にどのようにして、仕様(デザイン)を決めていくのか。について解説してゆきます。
加藤貿易では、商品の生産を工場へ(初回サンプル発注時も)依頼する前にクライアント様と入念なお打合せのもと、ご希望をしっかり把握して仕様(デザイン)を確定させる工程のことを「仕様Fix」と言っており、ここがOEM,ODMにて重要な工程だとも確信しております。
まずは、一般的な企画の立ち上がり方をご紹介してゆきます。
企画立ち上げ
企画の立ち上げはクライアント様によって様々です。
「自社からオリジナルのブランド商品を作りたい」や「インフルエンサーさんとタイアップして商品を作ろう」などがあります。
または、昨今のニーズやトレンドから着目して製品企画に繋がる。のような場合もあります。
以下は製品を企画する際のおおよそのパターンをご紹介しています。
世の中のニーズやトレンドから参考にする
これは言うまでもなく、世の中で流行っている商品からヒントを得るパターンです。今売れている商品からインスパイアされてデザイン面や機能面と併せて世の中のニーズやトレンドから製品イメージを膨らませます。
ベンチマーク商品から参考にする
既に他社などで市場に出回っている商品などのマーケティングから行うパターンも多いです。
そのマーケティングでチョイスした商品の中から「この商品のここは良いけど、ここはもっとこうしたい」など既に販売している商品からイメージを膨らませていきます。
上記のようにチョイスした商品のことを「ベンチマーク商品」ともいいます。このようなパターンで企画が走ることが取り分け多いと思います。
自社既存商品から参考にする
こちらもベンチマーク商品と似ていますが、既に自社で販売している商品の改良版などを作るパターンです。
既存商品を販売したノウハウやユーザーからの意見を元に、より良い商品を作るべく、新たに企画が立ち上がることが多いです。
企画立ち上げのまとめ
以上のようなパターンで商品を新たに作る企画が生まれていきます。
仕様(デザイン)の決め方について
では、実際にどのようにして仕様(デザイン)を確定させていくのかについて解説してゆきます。
要望の洗い出し
やはり作りたい製品の要望を全て洗い出します。加藤貿易では、ここをしっかりヒアリングして、希望LOT数や希望ご予算などとすり合わせて、現実的に出来る出来ないのご提案をしてゆきます。
もちろん、ご予算など気にせずに作りたい。というご要望の場合でも、工場でそれが現実的に対応可能なのかにも違ってきます。
適宜、クライアント様と工場の双方とで内容を確認しつつ進めてゆきます。
初回サンプルの為の仕様Fix
ご要望と工場サイドでのすり合わせがおおよそ固まってきたら、デザイン画などを用いて初回サンプルの仕様をFixしてゆきます。
加藤貿易では、サンプルとは言いつつも、本格的に仕様を決定させてサンプル製作に移ります。
欲を言えば、この初回サンプルで修正箇所もなくこのまま本生産へ!という流れが一番理想的ですが。
そこはやはり、クライアント様と加藤貿易の双方こだわりをもって商品を作りたいと考えておりますので、初回サンプルを微調整して、2nd~3rdサンプルあたりで最終的な仕様(デザイン)Fixを行い本生産へ進んでゆくことが多いです。
仕様Fixまとめ
上記のように最終の仕様Fixまでには数々のプロセスがあり、複雑な場合もあります。
ですが、それだけ双方プライドを持ってOEM,ODM生産に取り組むことによって本当に良い商品が生まれていきます。
商品の仕様(デザイン)の決め方まとめ
以上のように商品の企画立ち上げから仕様(デザイン)Fixについて解説してきました。
本記事をご参考に、これから新たな商品を作りたいとお考えの企業様(個人の方でも!)は加藤貿易までご相談ください。
加藤貿易のOEM,ODM生産
筆者がjoinした「加藤貿易」では、これまでのノウハウを存分に活かして、多くの企業様のOEM,ODM生産をサポートしております。
筆者本人も0からOEM,ODMについて日々学びながら、クライアント様と日々入念なお打合せのもと、案件の進行に携わらせて頂いております。
もし、「自社ブランド製品を作りたい!」企業様、個人様がいらしたら加藤貿易へご相談ください。
今後このブログでは、筆者の実際に携わった案件をベースに、OEM,ODMの知りたかった情報を書いて参ります。引き続きお楽しみください!
次回予告
次回は、加藤貿易へOEM,ODM生産についてお問合せの多い商品についてご紹介したいと思います。
次回もお楽しみに♪