チョコレートといったら茶色を思い浮かべませんか? ですが実は、白いカカオいうものが存在します。
生のまま食べられるのですが、残念ながら日本で食べることはできません。それどこか、ペルーなどカカオ原産国でも生では早々に出回らないという、正に幻のカカオなんです!
チョコレート好きにとっては一生に一度は食べてみたいと思う逸品ではないでしょうか?
白いカカオとはどのようなものか?
出典:幻のカカオと呼ばれるホワイトカカオって? | 食の知識 | オリーブオイルをひとまわし
チョコレートの原料となるカカオは、赤道の南北緯度20度以内、年間平均気温27度以上の高温多湿地帯で栽培されています。
通常のカカオは標高600m以上では成長しないのですが、白いカカオは1000m以上の場所で栽培されるので、栽培できる場所はかなり限られます。当然、収穫することも困難なので幻と言われるのもうなずけますよね。
日本で一般的にイメージされるカカオは「カカオポット」と言われるもので、実はその中の種の部分がチョコレートの原料になるんですよ。
通常のカカオ種子は割ってみると「パルプ」と呼ばれる果肉の部分が紫なのですが、白いカカオは真っ白!!
出典:幻のカカオと呼ばれるホワイトカカオって? | 食の知識 | オリーブオイルをひとまわし
他の品種と交配されることがなく、古来より遺伝子を受け継いでるいわゆる箱入り娘なんです💕
表面が白いカカオポットの中でも中まで白いものは30~40%程度にまで減り、1000本に1本あるかないかというとても貴重な品なんです。
白いカカオの味について
通常のカカオが紫色なのはポリフェノールの色味。このポリフェノールが多く含まれているからこそ、チョコレートを食べると独特の苦みが感じられるのです。
しかし、白いカカオにはこのポリフェノールがほぼ含まれていません!つまり、とっても甘く、生のまま食べることができるのです✨
苦みが無いカカオ本来の味が楽しめるちゃいますよ♪
チョコレート好きなら、これを食べるためにペルーなどの原産国に行ってみるのも…?
貴重な生カカオはそれだけの価値があるかもしれませんね(`・д́・;)ゴクリ
白いカカオを使ったチョコレートがある
最近では白いカカオをつかったチョコレートが売られています。「白いカカオなのでホワイトチョコレートとなっている…」と思ったら大間違い!!
焙煎すると普通のチョコレートのように茶色になるので、見た目は通常のチョコレートと変わらないんだとか。
ただし、原材料が少ないので、数量限定で販売されていることが多いのです…。
更に販売場所も限定となるので、情報を得たら真っ先に購入することがおすすめですよ!
実は2017年、明治が数量限定このホワイトカカオを使った商品を販売していました。
出典:プレスリリース|企業情報|株式会社 明治
この時も販売場所が限られていたんです‥。
しかし!今後も同様の商品が発売される可能性があるので、要チェックですよ!
まとめ
もともとカカオの栽培は難しいといわれているのに、白いカカオの生息地は限られているとなると、より一層価値が感じられますよね♪
チョコレート好きにとってみても、生のままは夢のまた夢…。
だとしても、せめて数量限定の白いカカオを使ったチョコレートは見つけたら即買いする勢いで、ぜひ、食べてみてくださいね♪