本記事では加藤貿易に新しくjoinした、営業担当が「OEM,ODM」に関して、知識を深めていく過程と共にOEM,ODMの情報をシェアするメディアです。
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OEM,ODM実際のフロー
今回は実際に製品を作る際のフローをOEM,ODM実績が豊富な加藤貿易のリアルなフローをお届けします。
製品を作るときの本当の進め方
まず個人的にOEM,ODMで製品を作るときは様々な視点(トレンドやニーズ)や小さなアイディアから始まる事が多いような気がしています。
この視点やアイディアを元に具体的な製品企画を行い、形にしてゆきます。
次からは加藤貿易へお問合せが入った段階からのリアルなフローをご紹介してゆきます。
お問合せからその先のフロー
- お問合せ
- ヒアリング
- 仕様Fix
- 初回サンプル製造
- サンプル調整
- 受注→本生産
- 検品→出荷
- 輸送(Airまたはship)
- 納品
ざっくりですが製品が納品されるまでには上記のような工程があります。
実際にはもっと細かな調整が必要だったりもしますが、おおよその進行内容を解説してゆきます。
①お問合せ
こちらのお問合せは言うまでもなく、製品を作りたい企業様からのお問合せになります。加藤貿易ホームページなどより頂くことが多いです。
会社情報やどのような製品を作りたいのか要望などを頂戴します。
②ヒアリング
そして、お問合せを頂戴したら、直ぐに弊社よりお電話またはメールにてご返信いたします。
ここで製品の具体的なご要望やLOT感・販売希望価格そしてお支払いに関してもヒアリングします。やはりどんなに素晴らしいアイディアでも実際に生産するのであれば、製品1個あたりの単価やご予算なども基準になってきますので、ここもしっかりヒアリング致します。
そして、販売開始時期や納品希望日などが予め決定しているのであれば、その日に合わせた生産スケジュールを組む必要がありますので、ここも重要なヒアリングポイントです。
③仕様Fix ④初回サンプル製造 ⑤サンプル調整
ここまできたら実際に作りたい製品の仕様(デザイン)を正確に決めていき、初回サンプル製造へ進んでゆきます。
いくらサンプルといっても、ここでズレが生じたら後々の工程やスケジュールの大幅遅延など大変なことになってしまうので、慎重に進めてゆきます。
あくまでも参考ですが、仕様Fixでおおよそ1か月程度、初回サンプル製造に3週間~1か月程度かかります。
特に製品にこだわりを持って作る場合は、初回サンプルのみでは済まず、2回~4回と重ねる企業様もいらっしゃいます。ここはスケジュール感と相談して進めてゆきます。
⑥受注→本生産 ⑦検品→出荷
サンプルを製造し仕様が最終決定すれば、工場の生産ラインの兼ね合いもありますが、順調に進めば工場へ生産依頼します。
生産期間はおおよそ30日~45日または60日~90日ほどです。これは工場のライン確保や資材の調達など、諸々の兼ね合いもあり状況によって幅があります。
そして、生産が完了し、製品の検品も無事に済めば、工場より出荷します。
⑧輸送(Airまたはship) ⑨納品
輸送も飛行機なのか船なのかで日数が変わってきます。
順調に進んで、おおよそ飛行機だと余裕をみて10日ほど、船だと3週間~4週間ほどかかります。更には通関で時間がかかる場合もあります。
上記の工程を経てやっと日本に着荷したら最後は納品ですが、ここもご指定の倉庫などご希望の納品場所によっては変わってきますので、1週間程度の余裕を見ておくと安心です。
まとめ
以上のような工程を経て製品の生産から納品までを、ざっくりですがご紹介してきました。
1つの製品を作るのに時間と労力が必要となってきます。慎重かつ丁寧に進行してゆくことが重要になってきます。だからこそ理想とする製品を作ることができるとも言えるでしょう。
加藤貿易のOEM,ODM生産
筆者がjoinした「加藤貿易」では、これまでのノウハウを存分に活かして、多くの企業様のOEM,ODM生産をサポートしております。
筆者本人も0からOEM,ODMについて日々学びながら、クライアント様と日々入念なお打合せのもと、案件の進行に携わらせて頂いております。
もし、「自社ブランド製品を作りたい!」企業様、個人様がいらしたら加藤貿易へご相談ください。
今後このブログでは、筆者の実際に携わった案件をベースに、OEM,ODMの知りたかった情報を書いて参ります。引き続きお楽しみください!
予告
次回は実際の製品企画や仕様Fixについて詳しくご紹介したいと思います。
お楽しみに♪