みなさんはチョコレートを作るときに
テンパリングという技術が
使われていることを知っていますか?
「 テンパリングって何? 」
「 どんなことをするの? 」
「 名前は聞いたことあるけど、
くわしいことは知らない 」
そんな方も多いのではないでしょうか?
実はテンパリングは家でもできるのです♪
今回はテンパリングとは何か、
テンパリングの方法をご紹介いたします。
テンパリングとは
テンパリングとは、簡単に説明すると
固形のチョコレートを溶かし、
温度調節をしながら固めるということです。
テンパリングをするときは
温度が決められており、
- 45℃から50℃まで温める
- 25℃から27℃に冷やす
- 31℃まで温める
- 冷やす
このような手順で進められます。
テンパリングをすることで、
口触りが滑らかになり、つやがある、
美しいチョコレートになります。
ただし、テンパリングが失敗すると
チョコレートが固まらなかったり、
ブルームというものができてしまいます。
ブルームとは、チョコレートが
白っぽくなる現象のことです。
口触りが悪くなり、つやが出ないため
見た目が美しくありません。
テンパリングの方法
温度を気にしながら
チョコレートを溶かす必要があるので、
失敗してしまうかもと
思われる方もいますが、
しっかり準備をしてから行うことで、
家でもテンパリングをすることができます。
準備するもの
- 刻んだチョコレート
- ボウル×2
- お鍋
- ゴムベラ
- 温度計
- お鍋にお水を入れ、
50℃から55℃ぐらいの温度にする - 火を止めます。
- ボウルに刻んだチョコレートを入れ、
お鍋に重ねる - チョコレートが溶けてくるまで待つ
- チョコレートが溶けたら
温度を45℃から50℃にする - もう一つのボウルに水を入れ、
チョコレートが入っている
ボウルの底を当てて
混ぜながら冷やし、
25℃から27℃にする - チョコレートが入っているボウルを
もう一度お湯につけ、
チョコレートを31℃にする
ポイント
テンパリングは温度管理が重要になります。
温度を確認しながら作業を進めましょう!
またチョコレートを混ぜる際はゆっくり混ぜ、
空気が入らないようにすることで
口触りがよくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
チョコレートはテンパリングをすることで
口触りやつやが格段にアップします♪
百貨店などに置いてあるチョコレートは
テンパリングされているので
つやつやとしているんですね♪
チョコレートを使ったお菓子を作る時に、
テンパリングをしたチョコレートを使うことで
よりおいしく作ることができます!
ぜひ参考にしてみてください♪