今さら聞けない、年末年始のご挨拶回りの基本(挨拶、時期、粗品など)

年末年始は、ビジネスにおいても一年の区切りになる時期です。

今年一年お世話になった感謝を伝え、新しい年もよりよい関係を続けていくために欠かせないのが年末年始のご挨拶回り。

ただ、忙しい時期のご挨拶回りだけに、手土産や粗品、アポイントメントの取り方などにはいっそうの気配りが必要となります。

ここでは、年末年始のご挨拶回りのマナー、手土産や粗品として喜ばれるおすすめの品などをご紹介します。

年末年始のご挨拶回りの基本的なこと

なぜ年末年始のご挨拶が必要なのか

ビジネスでは、新しい年になるからといって進行中のプロジェクトや商談に影響があるわけではありません。

しかし、日本人にとって、年末年始は気持ちの上で大きな区切りになる大事な時期。

それはビジネスにおいても同じで、ふだん改まって挨拶することがないだけ、年末年始のご挨拶回りで日ごろの感謝を伝えることは大切だと考えられています。

現在は、顔を合わせることなくメールやデータのやりとりで仕事を進めるのも一般的になりました。

だからこそ、年末年始くらいは挨拶回りをすることでいろいろな話ができるということもあるでしょう。

なかなか訪問機会のない顧客や取引先に対しては絶好の面談機会ともなります。

 

ご挨拶回りに手土産(粗品)を持参した方がよいのはなぜか

年末年始のご挨拶回りでは、お菓子などの手土産や、自社のカレンダーやノベルティなどの粗品を持参するのが一般的です。

感謝の気持ちを目に見えるかたちで表すことができるので、相手の印象にも残りやすいからです。

年末年始に取引先や顧客に配るために、カレンダーや手帳などの粗品を作成している会社も多いでしょう。

訪問を受ける側でも、毎年いただけるグッズや粗品を楽しみにしていることは多いようです。

中には、「ここに掛けるカレンダーは○○社のもの」と決めているようなところもあります。

 

ただ、必要がなければ受け取ったまま使われないことがあるのも粗品類です。

対して、お菓子類はどこに持参しても喜ばれる手土産の代表的なものです。

また、現在は断捨離の影響などもあり、中途半端に残って処分の手間がかかるものよりも、食べ物や飲み物のような「消えもの」のほうが喜ばれる傾向にあります。

粗品や手土産につけるのしは、年末の場合は「ご挨拶」、年始の場合は「お年賀」「御年賀」などが一般的です。

 

気をつけるべき点として、現在はコンプライアンスの関係で、取引先から手土産や粗品を受け取れないという会社も増えてきています。

相手の会社のきまりごとについては、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

 

年末年始ご挨拶回りの方法(対面?メール?電話?)

対面がよいのか

年末年始はただでさえ慌ただしい時期です。

そのようなときにわざわざ挨拶回りをするのはいいことなのでしょうか。

メールや電話のほうが相手にとって負担にならないのではないでしょうか。

 

ご挨拶回りは相手に時間をとってもらうことなので、相手の負担にならないように配慮することが大切です。

年末年始のご挨拶回りをするときには、まず相手にアポイントメントをとりましょう。

 

メールや電話でもよいか

相手の様子を見て、訪問が負担になるようならばメールや電話にするほうがいいでしょう。

ただ、ふだんはメールや電話で済ませているからこそ、年末年始くらいは面会することに意味があるのがご挨拶回りでもあります。

もしOKをいただけた場合は、節度を持って挨拶回りに伺いましょう。

対面で挨拶回りをする際には、5分から15分くらいで収めるのがマナー。

短い時間で1年間お世話になった感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

 

特に気をつけたい年始回りの時期

松の内の期間に年始の挨拶を

年始のご挨拶回りは、松の内の期間に終わらせるようにしましょう。

 

松の内期間は関東と関西では異なる

ここで気をつけたいのは「松の内」の時期。

実は関東と関西で「松の内」の時期が異なっているのはご存知でしょうか。

一般的に、関東では松の内は1月7日まで、関西では1月15日までとなっています。 

ただ、一般的な企業は1月5日 前後まで冬休みというところも多いでしょう。

実際には、仕事始めから1月15日までの間に年始回りを行うことが多いようです。

先方の業務カレンダーを確認して、仕事始めから2〜3日以内に年始回りに伺えるとよいですね。

 

年末年始のご挨拶の手土産(粗品)におすすめは高級チョコレート

なぜ高級チョコレートがおすすめか

自社のノベルティなどが特にない場合、年末年始のご挨拶の手土産におすすめなのはズバリ高級チョコレートです。

年末年始のご挨拶は普段よりも少し改まった場となりますので、手土産にも高級感のあるものがふさわしいと言えます。

興味はあるけれどふだん自分でわざわざ買ったりはしない高級ブランドのチョコレートは、もらって嬉しい手土産の代表的なものです。

また、 慌ただしい年末年始には、切り分ける手間がなかったり、賞味期限の心配のいらないものが特に喜ばれます。

今はいろいろな高級ブランドのチョコレートがインターネットで購入できるので、準備にも手間がかかりません。

 

年末年始のご挨拶の手土産(粗品)におすすめ高級チョコレート6選

 

Galler(ガレー)ミニバーチョコレート24個入

▶︎「Galler(ガレー)ミニバーチョコレート24個入」税込¥3,348

https://www.galler.jp/shopdetail/000000000127/gift/page1/order/

ガレーはベルギー王室御用達ブランドです。

数ある高級チョコレートブランドの中でも、気鋭のショコラティエであるジャン・ギャレーのセンスが人気です。

ミニバーとは、チョコレートの中にさまざまなフレーバーのクリームが入ったスイーツで、ガレーの中でも人気のシリーズです。

フレーバーとそのの魅力を最大限に引き出すチョコレートのコンビネーションに、一流ショコラティエのセンスが光ります。

個別包装でパッケージのきれいな高級チョコレートは、みんなで分けやすく、どこへ手土産として持参しても喜ばれます。

年末年始のご挨拶周りに欠かせない手土産として喜ばれる、さまざまなシチュエーションで活躍する万能商品です。

Galler(ガレー) MINI’S BARS ミニバー 6個セット

税込¥1,188

https://www.galler.jp/shopdetail/000000000111/gift/page1/order/

ガレーのミニバーの中でも人気の6種類がセットになりました。

リップスティックを思わせるパッケージが素敵です。

お世話になった方に、いろいろなテイストの高級チョコレートを味わっていただけます。

職場でみなさんで分けてください、というよりも、個人的な手土産としておすすめのサイズです。

 

GODIVA(ゴディバ) カレ アソート 16枚入

税込¥2,160

https://www.godiva.co.jp/onlineshop/ITEM/200613

高級チョコレートと聞いて真っ先に思い浮かぶのはゴディバではないでしょうか。

ゴディバ のチョコレートで代表的なのはトリュフです。

ただ、トリュフは個別包装ではなく、個数が多くないわりにお値段が張るので、相手先への手土産としては使いづらい面があります。

こちらの アソートは、 ひとくちサイズのプレーンなチョコレートの詰め合わせ。

ヘルシー志向を受けて人気の高まっている、カカオの配合が多いダークチョコレートと、オーソドックスなおいしさのミルクチョコレートなどが入っています。

あらゆるところで手土産として喜ばれる間違いのない高級チョコレートです。

 

BEL AMER(ベルアメール)ショコラギフト 10個 

¥2,916(税込)

https://www.belamer.jp/onlineshop/category/bonbon-chocolat-selection/bonbon-chocolat-10/

ベル・アメールは、日本のチョコレートブランド。

厳選された素材を使い、味や口溶けにこだわりながら、ショコラ専門のアトリエで手作りしています。

春夏秋冬、さまざまな顔を見せる日本の四季に寄り添ったチョコレートが全国のデパ地下などで人気です。

こちらは、ショコラとさまざまな素材の出会いにより繊細な味わいを楽しめるボンボンショコラです。

日本人の好みに合ったチョコレートは、どこに持参しても喜ばれるでしょう。

 

レオニダス プラリネMixギフト8個入

税込 2,360円

https://www.leonidas-alex.jp/item/5113.html

レオダニスは、ベルギー王室御用達であり、ベルギーを代表するチョコレートブランドです。

チョコレート通の多いベルギーで、「好きなチョコレートブランド」部門で3年連続1位となるなど不動の人気を誇っています。

こちらは、レオダニスを代表するチョコレートを味わえるギフトボックス。

季節により内容が変わり、夏季はプラリネのアソート、冬季はトリュフとプラリネのミックスとなります。

特に大事な顧客や取引先への年末年始のご挨拶回りにいかがでしょうか。

 

ヴィタメール ショコラ・バリエ

8個入 NCA-17W 税込¥1,836

https://www.wittamer.jp/products/chocolats_varies.html

ヴィタメールは1910年の創業以来、3代続くベルギーの老舗パティスリー。

ベルギー王室御用達ブランドで、王室の特別なおもてなしにはヴィタメールが必ず使われていたそうです。

こちらは、ベルギー産チョコレートを使用したプラリネショコラと、カレ・ド・クーベルチュールの詰め合わせ。

上質な素材のみを使って丁寧に作られた上品なおいしさが味わえます。

大切な取引先へのご挨拶に添えて手土産として渡すと喜ばれる、格の高さを感じさせるギフトです。

 

まとめ

年末年始のご挨拶回りのマナーと、手土産としておすすめの高級チョコレートについてご紹介しました。

なにかと慌ただしい年末年始、お互いにとって負担にならず、つながりを深めるご挨拶回りにするための参考にしてくださいね。