OEM,ODM案件の具体例 | 実際の案件実例に沿ってご紹介

OEM,ODMレギンスイメージ

本記事では加藤貿易に新しくjoinした、営業担当が「OEM,ODM」に関して、知識を深めていく過程と共にOEM,ODMの情報をシェアするメディアです。

OEM,ODM案件の具体例

具体例イメージ

今回は加藤貿易で実際に携わったOEM,ODM案件の内容に沿って具体的にご紹介してゆきます。

どのようにして商品の生産、そしてクロージングまで進むのか、イメージして頂けると幸いです。

 

案件実例に沿ってご紹介

案件が本格的に進行してクロージングするまでを、実際にレギンスを生産した案件に沿ってご紹介してゆきます。

 

ご要望のヒアリング

案件ヒアリングイメージ

 

まず、クライアント様からお問合せを頂戴した後、そこから電話やメールなどで詳しいヒアリングをしてゆきます。

主にお伺いする内容としては、

  • 今回の生産希望の商品(レギンス、バストUPブラ、着圧スパッツなど)
  • その商品の詳しい仕様(デザイン)
  • 希望仕入れ価格などのご予算
  • 希望生産LOT数
  • パッケージについて
  • 販路や納品先など

以上のようなことを詳しくお伺いします。

今回はレギンスの実際に携わった案件に沿ってお話してゆきます。

ヒアリング内容を元に工場へ確認

クライアント様より詳細な内容をヒアリングしたら、今度は工場へご希望の仕様(デザイン)やコスト、LOTで生産可能なのかを確認します。

こちらは、臨機応変にヒアリングと同時進行の場合もあります。

今回のレギンスは元々ベンチマーク商品があり、それをベースにご希望の仕様を追加していくような流れで進行しました。

確認事項を元にクライアント様とMTG

クライアント様のヒアリングと工場サイドへの確認が取れ、概ねのご希望単価やLOTで生産が進められそうなので、より詳細なお話を進める為に実際にクライアント様先へ訪問しました。

このお打合せで本格的な進行が見込めたので、仕様(デザイン)Fixをはじめ会社間の契約締結やまでお打合せしました。

上記に加えて、パッケージの詳細なご要望も確認し、こちらは再度工場へ手配出来るか確認を取りました。(こちらは数日後に工場より手配可能と回答がありました)今回は箱のパッケージをご希望でしたので、クライアント様ご指定のデザインにて印刷したものになりました。

 

MTG内容を元に初回サンプル発注

前項のお打合せにて仕様(デザイン)Fixした内容をしっかりと伝わるように仕様書(仕様図)を作成し、工場へ初回サンプルの依頼をします。

ここで一つ一つ丁寧に認識をすり合わせて置かないと、間違った仕様(デザイン)でサンプルが完成して日本へ到着してからでは、再度工場で作り直しになっていてはさらに時間とコストがかかる上に、クライアント様の信用を失ってしまいます。

ここは工場と入念な打ち合わせにより認識のずれを一つもない状態で、進行していく必要があります。

初回サンプルを元に修正

サンプル修正
Business people meeting at office.

前項のように入念な打ち合わせと、確認によりやっと完成したサンプルをクライアント様にご確認して頂きます。

サンプルを試着してみて、足回りの締め付け感は丁度良いと仰って頂いたのですが、ウェスト部分が丸まって下がってきてしまうということで、ウェストの丈を長めに修正して2ndサンプルを作ることになりました。

修正したサンプルにて本生産→生産完了

再度、修正が完了した2ndサンプルをクライアント様にご確認頂き、これでOKとなったので、正確なお見積りをお出しして、本生産受注へ進みました。

そして、量産が完了し検品もパッキングも完了したら、工場出荷の連絡が入ります。

クライアント様倉庫へ納品

出荷から順調に進んで、おおよそ飛行機だと余裕をみて10日ほど、船だと3週間~4週間ほどで日本に到着予定です。

今回はコストを抑えて欲しいとのご要望もあり、日数や通関の事情などの承諾を得てshipにて運搬しました。

日本に到着してから、ご指定の倉庫までの納品でも余裕をみて1週間ほど頂戴しております。

ここまでくれば、あとはクライアント様に倉庫をご確認頂き一通りの流れは完了です。

クロージングまでのまとめ

今回は実際に携わったレギンスの案件に沿って、具体的なOEM,ODMの流れを解説してきました。

途中変更があったりする場合もありますが、極力お客様のご要望に沿った案件の進行を心がけております。

商品を1からお作りするので、妥協せずに理にかなった商品作りを弊社ではサポートしたいと考えております。

加藤貿易のOEM,ODM生産

筆者がjoinした「加藤貿易」では、これまでのノウハウを存分に活かして、多くの企業様のOEM,ODM生産をサポートしております。

筆者本人も0からOEM,ODMについて日々学びながら、クライアント様と日々入念なお打合せのもと、案件の進行に携わらせて頂いております。

もし、「自社ブランド製品を作りたい!」企業様、個人様がいらしたら加藤貿易へご相談ください。

今後このブログでは、筆者の実際に携わった案件をベースに、OEM,ODMの知りたかった情報を書いて参ります。引き続きお楽しみください!

予告

次回はインフルエンサー案件の進み方についてご紹介したいと思います。

お楽しみに♪