世界中で食べられているチョコレートケーキ。
いざケーキ屋さんに行くと、耳慣れない名前に戸惑ったりしませんか?
ガトーショコラやザッハトルテなど日本でもなじみのある定番のケーキから、あまり日本ではなじみのない名前のチョコレートケーキまで。
世界中のチョコレートケーキの種類についてまとめました。
■目次
1. チョコレートケーキって何種類あるの!?
2. 知って得する!?チョコレートケーキの特徴
2-1. ブラウニー
2-2. ガトーショコラ
2-3. クラシックショコラ
2-4. フォンダン・オ・ショコラ
2-5. オペラ
2-6. ザッハトルテ
2-7. ブッシュ・ド・ノエル
2-8. ジャーマンケーキ
2-9. デビルズフードケーキ
2-10. ーク・オ・ショコラ
2-11. ドボシュ・トルテ
2-12. ガラシュケーキ
2-13. シュルヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ / フォレノワール
3. まとめ
コンテンツリスト
チョコレートケーキって何種類あるの!?
世界各国で愛されるチョコレートケーキには様々な種類がありますが、どのぐらい種類があるかご存知でしょうか?
実はその数なんと14種類!
「ブラウニー」や「ブッシュ・ド・ノエル」などは、クリスマスケーキなどでも馴染みがありますよね。
一方で、「デビルズフードケーキ」「ドボシュ・トルテ」は聞いたことがあるでしょうか?
名前を聞いてもピンとこない、これらのケーキも実はチョコレートケーキのお仲間なんです。
どのケーキがどんな見た目で味をしているのか、1つずつ詳しく見てみましょう!
知って得する!?チョコレートケーキの特徴
【ブラウニー】
ブラウニーは平たく正方形の形に焼いたチョコレートケーキのこと。
濃厚さによってクッキーのようなケーキ状になっているものや、ファッジという生チョコに近いイメージになっているものがあります。
携帯食としても普及していて、手づかみで食べられちゃうのも魅力✨
ナッツやチョコチップが入っているものもあり、単にブラウニーと言ってもたくさんの見た目がありますよね♪
どれも非常に美味しい!
ちなみに、チョコレートを使用しないブラウニーは「ブロンディ」と言うんですよ。
【ガトーショコラ】
ガトーショコラは、フランス語で「チョコレートのお菓子」という意味がありますが、実は略語!
正式にはフランス語で『gâteau classique au chocolat』(ガトー・クラシック・オ・ショコラ)で「チョコレートケーキの一級品」という意味があります。
日本では、チョコレート、卵、バター、生クリーム、砂糖、メレンゲ、小麦粉を入れてオーブンで焼いたケーキのことをガトーショコラと呼びますが、
海外では日本とは違い、ガトーショコラはチョコレートケーキ全般を指しているんですよ(・□・)!
【クラシックショコラ】
出典:クラシック・ショコラ|お菓子のご紹介|CLUB HARIE(クラブハリエ)
クラッシクショコラは、「格式のある」や「古典的」、「由緒あるチョコレートのお菓子」という意味があり、昔から作られているものをクラッシクショコラと呼ぶことが多いようです。
作り方や見た目はガトーショコラとよく似ています。
これ!という違いがあるわけではなさそうですが、クラシックショコラの方がやや濃厚かもしれません。
【フォンダン・ショコラ】
フォンダン・ショコラは、フランス語で『fondant au chocolat』。
「fondant」は「溶ける」という意味があり、中まで火を通さないで作ります!
中心のガナッシュが溶けて、中からチョコレートソースが出てくるのが特徴。
とろ~り溶けているチョコレートが見た目にも楽しく、生地とチョコレートを絡めながら食べるのが楽しいですよね♪
【オペラ】
オペラは1955年にパリの洋菓子店ダロワイヨのオーナーであるシリアック・ガビヨンが発案したチョコレートケーキ。
なんと、オペラ座をモデルにして作られているんだとか…!名前の由来になったのですね(*´ω`)
生地とクリームとチョコレートの層は7層であることが多く、見た目がとても美しいチョコレートケーキ💕
コーヒー風の生地を使用するため、濃厚な甘さの中に大人のコクが楽しめます。
【ザッハトルテ】
出典:ザッハトルテ | TOMIZ 富澤商店
ザッハトルテは由緒あるチョコレートケーキの一種で、オーストリアの料理人のフランツ・ザッハーが1832年に作りました。
オーストリアの5つ星ホテルである「ホテル・ザッハー」及び、洋菓子店の「デメル」で提供されているトルテをさし「チョコレートケーキの王様」と称されていたんですよ。
通常のチョコレートケーキと異なるのは、スポンジの間にあんずジャム(アプリコット)が入っていること。
最近ではフランボワーズが使用されていることも多く、サッパリとした味わいが楽しめます♪
【ブッシュ・ド・ノエル】
出典:自由にトッピング♪「ブッシュドノエル」の作り方をパティシエが解説! – macaroni
ブッシュ・ド・ノエルはクリスマス🎄シーズンになると多く見かけるケーキですよね。
それもそのはず。ノエルはフランス語で「クリスマス」「ブッシュ(ビュッシュ)」は薪や切り株という意味があり、「ノエル」はクリスマスという意味の、そのままクリスマスに食べるケーキなんです✨
見た目から茶色がイメージされ、ココア生地にチョコレート、というものが多いのが特徴。
ただし、近年では木の形はそのままにクリームなどの味を変えたものもたくさん!栗やリンゴといった変わり種もあるんですよ(*’ω’*)
【ジャーマンケーキ】
出典:ジャーマンケーキ (Clammbon(クラムボン))|EPARKスイーツガイド
ジャーマンケーキは、生クリームを挟んだ2層のチョコスポンジケーキの上にココナッツフィリングが塗られているチョコレートケーキ。
1852年にアメリカのベーカーズチョコレート社のサミュエル・ジャーマン(Samuel German)が開発したケーキ用チョコレート “Baker’s German’s Sweet Chocolate” が由来です。
アメリカでは6月11日は「ジャーマンケーキの日」として記念されているほど、たくさんの人に親しまれているんですよ★
細かく、粗く、砕いたナッツが使われているため、食べ応え十分!シャリッとしたような食感です。
ココナッツの味や甘味が非常に強いケーキなんですよ(*^▽^*)♥
【デビルズフードケーキ】
出典:デビルズフードケーキ | コーヒーはUCC上島珈琲
デビルズフードケーキは、アメリカの家庭で作られることが多いチョコレートケーキ!
このケーキを作って食べると美味しくて止まらなくなる!!という、悪魔的な誘惑があることがデビルズフードケーキという名前が付けられたという一説も。
※由来には諸説あり、見た目が真っ黒だから、というものもあります。
クリームにも生地にもチョコレートがたっぷり入っているので、確かに一度食べたらやめられなくなりそうですね。
【ケーク・オ・ショコラ】
ケーク・オ・ショコラは、イギリスで生まれたチョコレートのパウンドケーキのことをさします。洋酒のしみたドライフルーツが入っているものも多いようです。
こちらも見た目や作り方はガトーショコラやクラシックショコラと似ています。
【ドボシュ・トルテ】
ドボシュ・トルテは日本ではあまり馴染みのない名前ですが、ハンガリーが起源のチョコレートケーキで、オーストリア皇帝・ハンガリー国王フランツ・ヨーゼフ1世の好物でもあったそうです。5~7層からなるスポンジケーキの層の間にチョコレートクリームをはさみ一番上はカラメルで覆われている由緒あるチョコレートケーキです。
ドボシュ・トルテは、ブタペストの料理研究家であるドボシュ・C・ヨージェフに因んで名前がつけられたといわれています。
【ガラシュケーキ】
ガラシュケーキはくるみパウダーがたくさん入ったスポンジが特徴で、ブルガリアで親しまれているチョコレートケーキです。こちらもあまり日本ではなじみのないチョコレートケーキですね。
【シュルヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ / フォレノワール】
ドイツのチョコレートケーキで「黒い森のさくらんぼ酒ケーキ」という意味があり、
フランス菓子でも代表的なチョコレートとキルシュ漬けのさくらんぼのケーキです。
日本ではキルシュとも呼ばれており、フランスではフォレノワールとも呼ばれています。
まとめ
「チョコレートケーキ」にこんなに種類があるとは驚きですよね!
自分用で味を食べ比べてみるのはもちろん、ギフト用にもオススメです♪
お土産にすると、チョコレートケーキの種類で盛り上がること間違いなしですよ!